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こんにちは。アニィです。
さて、連載小説のほうも9日目と言う事で3ヶ月に渡って掲載してきた訳なのですが、今日で第1章が幕を閉じます。小出しに掲載していけばもっと長く掲載する事も出来たのですが、中途半端で終わってしまうと物語が解かりずらくなってしまう事も踏まえ、この連載小説の回だけはかなり長かったので携帯でご覧になっている方にはいささかご迷惑をお掛けした事と思います。それも今回まででございます。正直28日の晩に書き上がったばかりなので、書きたてホヤホヤの最終話、是非ご堪能下さい。

病院に入り剛志の手を握り締めながら時間は緩やかに流れていった。戻ってきて欲しいと言う想いを胸に秘めながらただただ祈る事を止めなかった。早くその目を開いて私にその屈託の無い笑顔を見せて欲しいと…。私は泣いてはいけないと思いながらもその現実を目の当たりにして止めど無く溢れ出す涙を拭いきれずにいた。しかし心は戻ってくる事だけを信じ、たとえ涙が枯れようとも祈り続ける。そう心に言い聞かせ続けた。

気が付いたら時計の針は日付変更線をまたぎ、無情にも結婚式当日となってしまった。私がこの病院に入ってから既に6時間余りが経過していた。私は時間を気にせず必死で祈り続ける。
すると、天に祈りが届いたのだろうか?心に一筋の光が差し込んだ。なんと、剛志の中指がピクッピクッと動いたのだった。私はこの僅かな変化に笑みがこぼれた。今まで涙を流していたのがまるで嘘の様に…。しばらくすると中指だけでは無く全ての指が動き出し、奇跡的にも意識を取り戻したのだ。意識を取り戻した剛志に私は必死で呼びかけこう言った。
「剛志。私、解かる?ちゃんと剛志の目には私が映っている?ねぇ、剛志答えて。」
すると、今までずっと生死の境をさまよっていただろう、剛志が私にこう語りかけてきた。
「薫だろ。ちゃんと見えてるし解かってるから大丈夫だよ。何か薫にすげぇ悪いなぁって思ってる。本当ごめんな。結婚式…。俺こんなんじゃ出れないよな…。」
これが、今まで意識の無かった人間の言うセリフなのか?どんな状態でどんな状況下に置かれても必死になって私だけを見つめてくれている。そんな剛志の心の温かさに今まで止まっていた私の涙腺がまた開き、大粒の涙が滴り落ちた。
「そんな、泣くなよ。薫。俺まで悲しくなるじゃないか。ほら、笑って。薫にはいつも笑顔でいて欲しい。薫を幸せにするってカッコいい事言ったのに…。嘘つきになっちゃうじゃん。」
目の前で涙を流す私を剛志が戒める。私は必死で涙をこらえながら剛志に対し、精一杯の作り笑顔で「ごめんね。大丈夫?」と答えて見せた。すると剛志が続けてこう語った。
「そうだよ。やっぱり俺は薫の笑顔が一番好きだよ。これからもその笑顔を絶やさず俺に見せてくれよな。じゃぁ俺、結婚式に備えてもう一度寝るな。最後に…。ありがとう…。」
そう言うと笑顔で目をつぶった。私は笑顔で「早く良くなってね。」と言ってその時は剛志を休ませようとだけ考えたのだが、それを境に剛志の目は二度と明く事は無かった。

結婚式が一転してお葬式に変わってしまった。私はまだ籍を入れていないので親族では無いのだが、剛志をきちんと送りたいと親族としてお手伝いさせて頂く事を志願し、快く承諾してもらった。そして、初七日が過ぎた時、誠二が私のもとを尋ねてきた。
「薫さん、お疲れ様です。なんか大変な事になっちゃいましたね。本当なんて声掛けていいのか解からないんだけど、実は今日はどうしても伝えなければいけないと思ってここにきました。正直、今でもまだこれを伝えるべきかって悩んではいるんだけど、いつまでも俺が持っていても仕方が無いので、あえて渡しておきます。実は結婚式のサプライズで剛志から薫さんへの手紙を預かってたんだ。でもこれが薫さんの過去に消えない思い出として残るのであれば、薫さん自身新しい道へ進む足枷になるんだとしたら、それは剛志も望まないだろうから封を開けずに捨ててしまって下さい。でも薫さんにとって剛志を良い思い出として心の中に留めるなら、読んでみたらいいんじゃないかな。その判断は薫さんに任せるけど…。とりあえず渡しておくね。」誠二はこう語ると、剛志の残した手紙を私に差し出した。私の考えは後者だ。やっぱり剛志とのかけがえの無い時間はいつまでも心の中にしまっておきたい。そう考えると剛志の残した最後の手紙を何のためらいも無く誠二の前で開封して見せた。
「薫。今日からやっと二人の生活が始まるね。僕は薫をこの生涯を賭けて幸せにしていく事を改めて誓います。これからの生活の中で時にはケンカをする事もあると思う。けれどこれだけは約束して欲しい。僕は薫の喜んだ顔、怒った顔、哀しい顔、楽しそうな顔、そんな喜怒哀楽全てひっくるめて大好きだから、今日のこの日があると言う事忘れないでいて欲しい。僕にこの先どんな事が生じたとしても、いつも笑顔でいて欲しい。これだけは必ず守って下さい。そしてこれから幸せな時間を死ぬまでずっと二人で作っていこう。これからも宜しくね。最後に一つだけ言わせて下さい。薫、本当にありがとう…。」
私はこの手紙を読んだ時に剛志の最後の言葉がこの手紙に重なる不思議な感覚を覚えた。今考えるとあの状況の中で剛志が意識を取り戻したのも最後のこのありがとうと言う言葉を伝えたかったのではないかと。私はもの凄く剛志がいとおしくなり泣きそうになったが、この剛志との約束を守るべく必死で涙をこらえ、ただ笑顔を作る様頑張った。天国の剛志が私の事を心配しない様にと…。

どこまでも続く青く澄んだ空を見上げて、私は大きく深呼吸をした。
「私はもう大丈夫。今日も一日笑顔で頑張るから…。」
私の中の短くて長い貴重な3年間を胸に刻んで、明るく頑張る事が私にとって何より必要な事だと剛志が教えてくれたから…。 この想いが剛志に届く様に…。

第1章 ~ 薫の目線 ~ FIN

どうでしたか、意外といい仕上がりになったのではないかとアニィは自画自賛しております。さてこの連載小説ですが3ヶ月ほど次の第2章の為の充電期間としてお休みさせて頂きますが、予告だけいれておきます。第1章は主人公の薫から見たこの物語と言う言わばベースが出来た訳なのですが、第2章はもう一人の主人公剛志から見たこの物語と言う形で小説を書き上げていきます。この2つの章が重なる事で物語がより深みを帯びてくる形になるのではないかとアニィは思っていますので、期待?して待っていて下さい。
それでは。長々有難うございました。と言う事でアニィでした。

テーマ : 自作連載小説 - ジャンル : 小説・文学

こんにちは。アニィです。
早速ですが嫌なタイトルでしょ。以前、お話したと思いますがアニィは阪神ファンです。気付けば小学5年生の頃だからもう20年以上阪神ファンだったりしてます。その阪神は今年9月の中ごろまでは優勝を争っていたのですが、それが昨日、不可能となりました。これがタイトルになった理由!

でも昔の阪神を考えれば、今の阪神ってもの凄く強くなりましたよ。だから優勝がどうのこうのって言うのは昔の事を思い出したら、贅沢な悩みなんだけどね…。でも今年は始まった時が凄く悪かったので、悪いなりに選手が良く頑張ってくれたから今があるのかなって思ったらいい夢を見させてもらったのかなって考えると選手達に「ありがとう。」って声を掛けてあげたくもなります。

が、今年はクライマックスシリーズとやらがあるのでまだまだ胴上げの可能性は僅かながら残っているので、最後まで諦めず頑張って欲しいとアニィは心から思います。最後まで頑張れ!阪神タイガース!

てな具合で今日のブログお終いにしたいと思います。最後の小説の書き出しに追われているアニィでした。またね。
こんにちは。アニィです。
早いものでもう9月もそろそろ終わりですね。なのにこの暑さ…。本当にやんなっちゃいます。ところで前回、10月から休載と言う宣言を打ち立てたので、この嫁へのメッセージもこの15回目を持って3ヶ月間お休みと言う形になります。と言う事で今回気合を入れて書き綴りますね。

どんな素敵な言葉を並べても、やっぱり逢って何かをしてあげる事にはかなわない。逢わないと人の心と言うものは離れていってしまうものだと思う。
だからこそ適度に逢って、言葉を交わして距離感を保つこれが重要であると僕は思う。逢う事で感じる側に居る喜び、言葉を重ねる事で培われる愛されているという想い。これが一番必要な事なのではないだろうか。
僕は未来の貴女を悲しませない様に、このスタンスを大事にして行こうと思う。そうする事で貴女の笑顔が絶え間なく続くのであれば、それを実行していく事で僕自身が君の笑顔を作っていく。この想いをずっと胸にしまっておくので安心して僕について来てね。

これでしばらく書き修めだと思うと、言葉に力が入ったりしちゃいましたが、これが今の精一杯の未来の嫁へのメッセージです。
と言う事でまた来年お会いしましょう。
それでは、アニィでした。
こんにちは。アニィです。
アニィの趣味でTUBEのLIVEが終わった後、少しでも余韻に浸れる様にLIVEのセットリストに沿って自分だけの観賞用のアルバムを毎年作るのですが、今年版が今さっき出来上がったので、それを聴きながら今このブログを書いています。さて、タイトルにも書きました今アニィの考えている事なのですが、それはこうして書き綴っているこのブログの事です。前にも何回かこのブログのあり方について書いた事もあるのですが、コーナーを気にしながら書いてきたブログが今までの形跡をたどるともの凄くキリのいい回数になっている事に気付きました。そこで、連載小説の第1章も9月30日をもって完結となる事も踏まえ、10月から今年いっぱいはコーナーを一時休憩させて頂き、普通のブログとして読んでくれている皆さんとコミュニケーションを取って行きたいなと最近常に考えていますので、ようやくそれを実行に移そうと思います。
と言う事で、連載小説もTUBEの回も未来の嫁へのメッセージも全て来年の1月から気分も新たに書き綴っていこうと決心しました。楽しみにしてくれていた人には大変申し訳ない事だとは思いますが、10月からの3ヶ月間は普通のブログとしてアニィは皆さんと接していこうと思いますので宜しくお願いします。その方が皆さんも読みやすいのではないかと9月中はずっと考えていたので、考えた末の結論として初心に返りこういった普通の内容のブログを続けていく事どうかご了承頂きます様お願い申し上げます。でもブログを辞めたりはしないので安心してこれからも立ち寄って頂ければ幸いです。と言う事でアニィの今後の決意表明?じゃなくてお知らせを書かせて頂いたところで今回は失礼させて頂きます。それでは。アニィでした。またね。

PS このアルバム聴いてみたいって思う人はコメントなりメールなり下さいね。何らかの形で皆さんにお届け出来る手段を考えてみます。(そんな事言って出来なかったらごめんなさい。でも努力はしてみます。)
こんにちは。アニィです。
この連載小説も今回で8回目の掲載となります。が、ここで最初に重大発表をしておきたいと思います。この連載小説ですがタイトルについてずっと考えていたのですがタイトルを「2つの目線」と言うタイトルにしました。当然2つのと言う事はこの連載小説も2つの目線が無ければ成立しないので、今後の展開としては今皆さんに見て頂いている小説をベースに違う目線での新たな物語が始まる形になります。そしてこのベースとなる物語ですが今回と次回でとうとう完結となります。今後の掲載予定については後ほどブログ上にて発表しますが、何はともあれこのベースとなります第1章、掲載していきたいと思います。

月日の流れは早いものでもう出逢ってから3年を迎えようとしている。あの強烈なインパクトをもたらしてくれた思い出に残るプロポーズから半年が経過しようとしている。あの夜に結婚を意識して、その後式場の予約から双方の両親へのご挨拶など夫婦になる道のりを着実に歩んできた。そしてとうとう明日は私達のゴールであり新たなスタートでもある結婚式を迎えようとしている。その前日である今日は自分自身の身なりを正す意味合いも踏まえて、ヘアースタ
イルを整える為それぞれの行きつけの店に行く事にした。「帰ってきたら二人でゆっくり外食でもしようか?」と剛志が言ったので、私は笑顔で「うん。」と答えた。「じゃぁ俺先行ってこの部屋で待ってるから。」と言い残し剛志は早々と行きつけの床屋へと向かった。

普段から同じ時間を共有しているし、ましてやこれから一緒になろうと言う相手だけに今さら外食って感じはあるのだけれど、こう言う節目を一緒に祝うって言う気持ちが私はたまらなく好きだった。私も心躍らせながら行きつけの美容室へと出向き、念入りにヘアースタイルを整えまるでセレブ気取りで剛志の待つ部屋へと戻った。
しかし、そこに剛志の姿は無く部屋は真っ暗なままだった。「床屋さん、混んでるのかな?。」私はそんな事を考えつつ、部屋の明かりを点けともかく剛志を笑顔で出迎え様と思っていた。私はこの待っている一人の時間に今までの過去を振り返り一人物思いにふけっていた。男嫌いだった私がいつの間にか最愛の男性に出会い、恋をして、そして結婚する。この幸せをずっと噛み締めていたい。そしてお互い年老いても手を繋いで町を歩ける素敵な家庭をこの命が果てるまで永遠に守り続けたい。そんな幸せな時間をこれから剛志と築いていく。この想いだけでも今の私にはお腹が充分一杯になるほどだった。この留守番電話に気付く前までは…。

私は留守番電話のサインが点灯している事に気付いた。「どうせ明日が結婚式だからお祝いの電話かなんかでしょ。」この時はそんな安易な気持ちでいたのだが、再生のボタンを押した時私の顔から一瞬にして血の気が引き、真っ青に青ざめるほど驚愕の現実を垣間見るのだった。
「こちら横浜中央病院です。こちら松崎剛志さんのご自宅でお間違いありませんでしょうか。松崎さんの所持品を勝手に捜索してしまう非礼をお許し下さい。現在松崎さんはトラックに跳ねられた様で瀕死の重体で当院に搬送されました。つきましては、大至急ご家族とご連絡が取りたくこうしてご一報差し上げました。一刻を争う状態にありますので至急当院までご連絡下さいます様お願い申し上げます。」
私は現実を受け入れられずにいた。ただ床屋に髪を切りに行っただけなのになんで重症なのと。何かの間違いなんじゃないのかと自分自身の心を落ち着かせ、事実関係を確認する意味で横浜中央病院に連絡を取ったのだが無情にも留守番電話に偽りは無く、私はこのまま病院に向かう形となった。

私は慌ててタクシーに飛び乗った。ともかく一刻も早く剛志に逢いに行かなければと。何故と言う想いは当然の事なのだが、今はこの事実を自分の目で確認する為に…。
タクシーは横浜中央病院に到着し、私は受付に電話があった旨を伝えると、奥の方から一人の看護師が神妙な顔をして私の前に現れた。「お電話の方ですよね。どうぞこちらです。」看護師はそう告げると早足で私を剛志の下へと案内してくれたのでした。

剛志はどうやらICU(集中治療室)に居る様だった。私はICU用の室内着に着替え、案内されるがままに歩いていくとそこには剛志が横たわっているのであった。生きてはいるが全く意識は無い。こんな状態の中今の私に出来る事と言ったら、ただ黙って剛志の手を握り締めながら祈る事しか出来ないのである。

と言う事で今回はここまでとさせて頂きますが、なんか韓国ドラマの様な強引な展開となりましたが、得てして韓国ドラマではこの後ハッピーエンドになったりするものなのですが、この小説についてはどうなるのでしょうか?次回9月30日に第1章は完結します。それまでお楽しみにって言う事で今回を締めさせて頂きたいと思います。それでは。アニィでした。

テーマ : 自作連載小説 - ジャンル : 小説・文学

こんにちは。アニィです。
最近のアニィはちょっと夏バテ気味かなぁ。最近は遊んでいてももの凄く元気が無い様に見えるとアニィを見てくれている人達からそんな声が聞こえてきたりします。自分ではいつもと変わらないつもりなんですけど…。皆さんがそう感じると言うのであれば実際そうなんでしょうね。ただ一つだけ言わせて頂ければ夏バテって言うのが最も正しい答えで、アニィ自身は何も変わりはないので安心してこれからも付き合ってくださいね。
今、どうしたらみんなが笑ってくれるのかを思考錯誤している段階です。確かに今のアニィには昔取った狐じゃなくて杵柄の大間のマグロしかない(って書いても判らない人も居るでしょうけど…。)状態ですから新鮮な笑いが無いのは事実です。が、こう言う時こそ基本に返って単純なところに笑いを求めていくのが一番ベターな考え方だとも思うので、普通に朝までカラオケボックスとかしてみんなで盛り上がるのがいいのかななんて思ったりしています。そー言う当たり前のところに意外と新鮮な笑いがあったりするんですよね。
笑いは一人で抱え込むよりみんなで作り出す方が本当に面白いものが出来たりするんじゃないかなって言うのが最終的には結論になるのかな。
なんて、いつまでも人任せなアニィなのでした。と言う訳で今回はこの辺で。
アニィでした。またねぇ!
こんにちは。アニィです。
今回も普通の日記です。アニィもこの方が気楽に書き込めるのでコーナーが一段落着いたら全部こう言った普通の日記にしようかなって思うくらいです。
と言う事で今回も早速、日記書きます。

前にも少し書きましたが、アニィの休みは火曜日なんで月曜の夜はと言うと必ず夜は長くなります。仕事に行く時はだいたい6時半から7時位に起きるのですが、普通であれば遅くとも夜中の1時までには寝ているのがいつもの生活のリズムなのですが、この月曜日だけは非常に長いです。(まぁ週に1度だけだからね。)下手をもすれば一人24時間TV並みです。もう、どんだけぇって感じでしょ。でも、この1日があるから色んな人の一面が見れて、自分の生活の中に必要な得るもの?(それが何かは今だ判らないんですけどね。でも何かしら自分にとってプラスになる要素があるから満足感があるんだとアニィは思っているので、それを得るものと言う表現で表します。)を吸収出来る様な気がしているのでもの凄く大事な1日であると思っています。色んな人の声を聴き、それに対して考える。真剣に耳を傾ければ、心を開いて接してくれる。そんな人間関係を大事にする欠かせない1日だとアニィは思っているので、これからも色んな所に出没しては、派手に騒いでみんなと盛り上がって行きますよ。中には迷惑と感じる人も居るかも知れないけど、そこは一つ我慢して付き合って下さいね。また、アニィに会ったら一緒に騒ぎたい人は遠慮せず話し掛けてきて下さいね。(逆に無視される方が気になっちゃいますから…。)

と、今回は月曜日に対するアニィの想いをブログに載せてみました。と言う事で今回はこの辺で。またね。アニィでした。
こんにちは。アニィです。
今回はTUBEの回と言う事でTUBEに関する話題を掲載するのですが、タイトルにありますこの「夏燦舞」と言うのがこの夏のTUBEの野外LIVEのサブタイトルでした。と言う事で今回は昨日甲子園球場でLIVEが行われた事でひとまず夏の野外LIVEが終了した事もあり、アニィが見に行った横浜スタジアムの野外LIVEのレポートを掲載したいと思います。

8月25日土曜日は快晴でした。この週は天気がぐずつき当日の天候が若干気になったりはしたものの綺麗な青空となり、浮かれ気分で横浜スタジアムへと乗り込みました。やっぱり野外は良いですね。見渡す限りの人・人・人。こんな中でLIVEをするTUBEってやっぱり気持ちがいいだろうななんて思っちゃったりしました。今回のLIVEが開演するにあたり、通常であれば夏に1枚アルバムを出して、そのアルバムをベースに演目を組み立てたりするものなのですが、今回のLIVEまでにアルバムは発売されず、今まで出された全曲の中からノリのいい曲をチョイスして構成されていました。TUBEを全く知らない人も自然に入り込める様な素晴らしいチョイスになっていましたよ。一つだけ付け加えるとしたらTUBEの楽曲に対し、会場全体が同じ踊りで盛り上がるのがTUBEのLIVEの特徴なんですが、ノリのいい曲になると二の腕を鍛えられるぐらい上下・左右に動かすのでまるで会場がビリーザブートキャンプの様になりました。アニィも汗ダクになりながら年甲斐も無く頑張っちゃいましたよ。多分、このLIVEが乗り越えられればビリーも普通にやれちゃうくらいの勢いはあります。
一方、野外特有のアトラクションですが毎年恒例の水のカーテンなんですが、今年は十年先のラブストーリーでした。この楽曲に水のカーテンの演出は渋いくらいに合います。そして水があれば当然の様に火があると言う事で、夏らしく花火とかも打ち上がったりしました。と、ここまでは毎年恒例の流れではあるのですが、今年のオープニングの演出はボーカルの前田亘輝がちょうどスコアボードのてっぺんと同じ位の位置に設置されたジャンプ台からバンジージャンプ!しかも飛んだ後、すぐ歌に戻るなんて中々出来る事じゃないですよね。
そんなこんなで本当に素晴らしい野外LIVEでした。皆さんも来年は是非横浜スタジアムに足を運ばれてみてはどうですか?きっと満足しますよ。

今年はアルバムをまだ出していないと言う事は、これからアルバムが必ず出るはずなのでそれに伴って冬にLIVEがあるかも知れませんよ。TUBEらしくないですけどね…。と言う事で今回はこの辺で。アニィでした。
こんにちは。アニィです。
さてこの連載小説も回を重ねる事7回目となりました。最近では物語の構成もスムーズに描ける様になり、小説らしくなってはきているのかななんて思ったりもしています。皆さんは楽しんで頂けてますか?楽しんで読んで頂けている事を思い描きつつ、早速今回も掲載していきたいと思います。

「お客様、本日はラストまで有難うございました。」
店長が徹也に対し深々と頭を下げた。気が付けば私の仕事が終わる時まで徹也は私の相手をしてくれたのだった。
会計を済ませ、徹也は私にこう語りかけた。
「今日、これから知り合いのLIVEに顔を出すんだ。瀬奈ちゃんも愛ちゃんも誘っているので、薫ちゃんもこの後一緒に行こうよ。剛志は居ないけど誠二は後で来るから。」
私は、瀬奈からも愛子からもLIVEの話は聞いていなかったのだが、今日私にとことん尽くしてくれた徹也に対する御礼の意味合いを兼ねて、徹也の誘いを快く承諾した。

LIVEはどうやら野外ステージらしい。私は野外LIVE自体が初めてだったので色んな意味で興味深々だった。すると、LIVE会場のど真ん中の特等席が私達の為に用意されていた。
LIVE会場は野球場に特設でステージを作った、何とも大掛かりなステージ構成で沢山の仕掛けが隠されている様だった。一つ気になったのは、スタンドや私達の後ろの席は人でごった返しているのにも関わらず、私達の周りには人が居ない。知り合いだとこんな特等席を用意してもらえるんだと関心してしまう程だった。しばらくすると場内の照明が落ち、バラードの素敵な音色が聞こえてきた。ステージにブルーの光が灯り、ステージの暗幕をまるで海の様に染めて
いた。その奥で歌い手のシルエットだけが映し出された。曲はTUBEのプロポーズだった。

この歌は剛志もよくカラオケで歌っていて、私も気に入ってる好きな歌だった。耳を澄まして聴いていくと私の想いが強いのか、なぜか剛志が歌っている様に聴こえてしまうのだった。

♪遠回りばかりしたけれど 思い出と涙の数だけ 幸せにしてあげたい誰より 君をこの手で抱きしめ 守りたい

すると突然演奏が止まり、ステージに掛かっていた暗幕が一気に外れ、海の様に照らし出していたブルーの照明が消え、ステージ上に歌い手が現れた。左右からその歌い手を目掛けスポットライトがゆっくりと歌い手の方に寄ってくる。そのスポットライトが重なった瞬間、私は自分の目を疑った。

なんとその歌い手は、今まで連絡の取れなかった剛志だった。スポットライトの光を一身に浴びた状態で剛志はここの会場に居る観客に向けて語り始めた。
「皆さんこんな僕のワガママに付き合ってくれて本当に有難うございます。ここの会場に残って下さってる皆さんには凄く退屈な時間を過ごさせてしまうかも知れません。ただ今日だけはこの会場に来てる一人の女性に対し僕なりの答えを伝えたい。ただそれだけを考えています。」
私は剛志がなぜステージの上に立っているのかとなぜ私がこの場所に居る事を知っているのかそんな事を考えるだけで頭の中が軽いパニック状態に陥った。私は気が動転している中、周りの仲間の顔をキョロキョロと見渡すと、全員が私に対しまるでドッキリでも仕掛けたかの様に微笑み掛けてきた。どうやらここに居る他の仲間は事態を全て把握している様で、私だけが知らないままここに、まんまと連れてこられた様だった。そんな時私の席を正面のスポットライ
トが照らし出し、この空間で光を浴びているのは私と剛志の二人だけになった。
「薫、辛い想いばかりさせて本当にゴメン。でも今日だけは君にどうしても僕から気持ちを伝えたかったんだ。そしてこの言葉だけは僕の方から伝えなければならないんだ。僕…」
この瞬間に止まっていた演奏が再開し、剛志の前方を覆い被せる様に、ステージの端から端まで、夏の夜空を打ち抜くかの様な噴水が上がり、その上がった噴水の水を全身に浴びながら剛志は最後のサビを熱唱する姿が見えた。その光景は水のカーテンの中で必死に自分自身の想いを伝えようとする心を打つ演出だった。

♪僕よりも僕の事を知ってる 神様よりも君だよ 愛してるなんかじゃ足りない想い カタチにしたくて 約束したくて 君だけに 君だけに 証にしたくて 誓いにしたくて これが僕のプロポーズ

この歌に私への想いを乗せた気持ちの入った熱唱だった。そして前方にいきなり現れた水のカーテンがゆっくりと引き、ずぶ濡れになりながら熱唱した剛志が目の前に現れる。両手一杯に広げたその右の手の平にはエンゲージリングがしっかり握られていたのだった。
「長い間待たせてゴメン。これが僕の薫に対する、今出来る最大の愛情表現です。この想い、受け止めてくれますか?返事は今すぐでなくてもいい。僕の想いを理解してくれてさえいれば今はそれだけで充分だから…。」
剛志の言葉が私の胸の奥にジンジンと響いた。そして、今まで逢えなかった事、サプライズな演出、周りのみんなの応援と気遣い、色々な事が頭を駆け巡り、気がつけば目から拭いきれない程の大粒の涙がこぼれた。するとステージがさらに明るくなり、奥の方からバンドのメンバーが現れた。場内のスタンドを埋め尽くす観衆から津波の様な奇声が上がる中、ボーカルの方がマイクを手に取り語り始めた。
「いやぁ、なんか凄く心に残るイイモノを観させてもらったね。みんな、彼中々歌うまかったでしょう。薫さん…でしたっけ。彼、このステージの為にもの凄く頑張りましたよ。その姿は俺らが心を打たれた位だから。今日の主役は間違いなくあなた達二人だね。結果はどうなるのか判らないけど、今度は僕達から二人の未来と残ってくれたお客さんの為に特別プレゼントとして、何はともあれおめでとう?ミニライブをプレゼントしたいと思います。皆さん準備はいいですか?夜はこれからですよ!」
静まり返り私達の動向を黙って見つめてくれていたスタンドの観衆から歓喜の声が挙がった。
スタンドを埋め尽くす観衆の声は幾重にも重なり、まるでその会場全体が飛び跳ねているかの様な錯覚を起こすほど、場内は沸き上がった。
私の答えは言うまでも無い。それは私自身が一番望んでいた事だから…。こんなに素敵なサプライズの中で私自身の一番欲しかった答えが出た事を今は純粋に噛み締めていたい。そう考えるだけで今の私は充分だった。
こうして私の一生の中に思い出として刻み込まれたサプライズな夜は華やかに終演を迎えた。
会場を埋め尽くす大観衆、そして協力してくれたバンドの皆さんやかけがえの無い私の仲間と共に…。

今回でなんか綺麗にまとまった様に見えますが、物語はまだ終幕を迎えません。と言う事はこの後のストーリーの中に変化があると言う事を想像させてしまうかも知れませんが、まぁそれはご覧になって確認する様にして下さい。そうじゃないと連載小説の意味合いが無くなってしまいますからね。と言う事で今回はここまで。次回9月18日にまたお会いしましょう。
それでは。アニィでした。

テーマ : 自作連載小説 - ジャンル : 小説・文学

こんにちは。アニィです。
滅茶苦茶暑かった今年の夏でしたが、最近は若干ではありますが風も心地よく感じられる様になり、ようやく秋らしくなってきたのかなって感じるアニィではございますが皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
さて、今回は普通の日記です。今日はタイトルにもある様にカラオケをちょっと取り上げて書き込んでいきたいと思います。
アニィが歌うと言ったらカラオケボックスよりもむしろ飲み屋さんの方が多いのですがどの店に顔を出してもカラオケがある位そっこら中にありますよね。
歌の好きなアニィには願ったり叶ったりでございます。アニィはよくTUBEを歌うのですが最近ではTUBEの知名度も薄くなり若い人には全く伝わらない事が多く非常に寂しい限りです。そんな中でもみんなで楽しめる様に最近の新曲や盛り上がれる歌なんかをチョイスしては歌っているので、結構アニィが歌うと場は大騒ぎ?になるんですよ。本当DJ OZMAやDA PANPにはとてもお世話になっています。(聴いた事がある人は判ると思いますが…。)
今は湘南乃風の睡蓮花とDJ OZMAの超!を習得中です。いずれそれぞれの飲み屋さんで披露するつもりなんで待ってて下さいね。
と言う事で今日は短いですけどこの辺で失礼して、これからカラオケでも行って来ます。(アニィは火曜日がお休みなので、月曜日が土曜日の様なものなので…。)

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