2ntブログ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
こんにちは。アニィです。
連載小説を予告してからとうとうスタートと相成りました。色々と告知とかさせて頂いてる間に、本編の方は順調に仕上がりつつあります。本日よりタイトル未定のこの物語を掲載させて頂きますので、どうぞ最終回まで楽しんで下さいます様お願い申し上げます。
さて、硬いご挨拶はこの位にして、これより本編のスタートです。

どこまでも続く青く澄んだ空を見上げて、私は大きく深呼吸をした。
「私はもう大丈夫。今日も一日笑顔で頑張るから…。」
私の中の短くて長い貴重な3年間を胸に刻んで、明るく頑張る事が私にとって何より必要な事だとある人が教えてくれたから…。

今振り返れば不思議な感情だが、私は男の人が大嫌いだった。
何故なら男の人は自分勝手で、平気ですぐ嘘をつくし、平気で人を裏切る。
私自身、そうした男の人達に苦労してきた一人だから…。
過去を振り返ると私の脳裏には今でも忘れられない嫌な思い出が走馬灯の様に映し出される。
小学生の時の私は少しマセていたのかも知れない。男の人はすぐキスをしたがるものだと勝手に思い込み、好きな人に対して相手も私が好きだと思うし、それならば絶対、私から言わなくてもキスを求めてくるだろうと感じ、私からキスを求めたら「気持ち悪い!」と鳩尾(みぞおち)にパンチをもらい、子供ながら悶絶した思い出もある。(これは私が悪いのだが…。)
中学の時は告白されて付き合ったのにも関わらず、私自身の心が彼の事をようやく好きになった時に偶然、違う女の人と一緒に居る現場に遭遇してしまい、「誰なの?」と問い掛けると、その時返ってきた言葉が「お前こそ誰だよ?俺はお前なんか知らない。」としらを切られ、その場でしゃがみ込み、泣き崩れる私に見向きもせずに去られた苦い思い出もある。
高校時代は…。言っておくがここで話している話は決して私の不幸自慢なんかでは無い。
そう言った過去の苦い思い出が私の男嫌いを増徴させたのだ。だから私はこれからもこの先も男の人を簡単には好きにならないと思っていた。逆に今まで苦しめられた男達に仕返しをしてやりたいと思っていた位だ。3年前の私はそんな悲観的な女だった事は否定しない。

過去の話からこの物語ををスタートさせるが、私は男嫌いのくせにキャバクラで働いている。
男嫌いなのに何故?って思う人も居るだろう。今振り返れば、私もそう感じる。
だが私は当時こう考えていた。世の中の馬鹿な男達を調子に乗らすだけ乗らして心でけなしてやろうと。決して表面に映る事は無いのだが、今まで苦い思いをしてきたのだからこれぐらい当然の事では無いだろうか?当時の私はそう勝手に心に言い聞かせていた。

物語はまだ本当にさわりの部分だけなので、この先の話の展開はまだ全然読み取れない事とは思いますが、携帯でご覧になっている方々に長文は結構辛いと感じる為、誠に勝手ながら連載小説の初日はこの辺で終わりにしたいと思います。この調子で行くと今年一杯はこの小説が続けられそうな位本編は進んでいるのですが、皆さんは焦らずゆっくりこの小説を堪能して頂ければ幸いです。

と言う事で今日はこの辺で。次回7月6日にまたお会いしましょう。
それでは。アニィでした。

テーマ : 自作小説 - ジャンル : 小説・文学

<< ソロとしての集大成 | ホーム | いよいよ次回は! >>

コメント

なんとなくメールじゃなくてここにコメントしてみました!小説いいねぇ!やっぱアニィは文才ありすぎ!プロの小説家みたい(>_<)内容がキャバ嬢ってとこが何か親近感湧くし、不幸な過去を背負ってるところも好き☆彡次を楽しみに待ってまぁす!

to もかちゃん

おっ、来たね。これからもちょくちょく顔出してね。さてこの小説なのですが、本編はおそらくもう5週先まで書きあがっているのですが、この回で少しずつ明らかになっていくので毎回楽しみにしてて下さいね。そんなこれを見てくれている皆さんの心に響く様なそんな小説を書き上げていくつもりなんでこれからも宜しくお願いしますね。

コメントの投稿

URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


 BLOG TOP